監査委員の選任 [行政監査]
カウントダウン 109です。
昨日は、6月議会の最終日でした。
この日に、監査委員の選任の議決があるので、反対討論を準備して行ったが、人事案件は、採決のみ
ということで、討論の場は、なかった。
市長より推挙された方の経歴のみしか、情報としてなかったので、事前に市長に面談を申し込み、
推挙の理由を伺った。
その結果、市長の話からは、実務経験重視が伺え、分権社会に向かっての新たな監査委員の
あり方、今後の展望は、伺えなかった。
2006年に自治法が改正されて、外部監査の導入についても、道筋が示されたのだが、監査委員が独任制
ということで、既に外部監査ではないかとの話も出て、相容れないことを、認識した。
監査委員の選任の議案については、反対を表明したが、多勢に無勢で、賛成多数で採択された。
議員の多くが、監査委員というものを重要視していないのか、推挙された方のことを適任と思われて
判断したのだろう。
私は、その方を全く知らないので、推薦者の市長の推挙の理由を伺って、判断した。
4年間の任期の間、よほどのことがなければ、無難にやっていくだろう。
行政も、委員会も、従来のやり方で、皆が安泰となる。
その間、袖ケ浦市は、改革が遅れることになる。
一番被害を被るのは、結果として袖ケ浦市民である。
市政に市民目線、感覚を!の 袖ケ浦市議 田中 てるひろ