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普天間問題 [安全保障]

カウントダウン 29です。
先日、ある報道番組でのこと。
民主党の政調会長前原氏と、自民党の政調会長石破氏を交えての、普天間問題についての議論。
石破氏は、例のねちっこい話し方で「野田首相は、沖縄に対し今までの民主党政権のしてきたことを、
まず、謝罪、お詫びしなければいけない。その後、沖縄に対して、辺野古移設に理解を求めるのではなく、
日本国民全員に、なぜ、沖縄に海兵隊が、必要かの説明をしなければならない。これを説明すれば、沖縄以外には、ありえないことが分かる。そうすることで、日本国民の中にコンセンサスができ、沖縄に対して、心の底からの、感謝の気持ちが生まれ、それが、沖縄県民を動かす」と言うような話であった。
どのような前提条件下で、国民に話をするのだろう。
その後彼が、後述したのは、「日米安保は日本だけのものではない。アジア太平洋全体のものである。
そのために、沖縄という地勢学上の位置に海兵隊の基地があるのだというのが分かる。」と。

石破さんよ、そこまでおっしゃるなら、その大役を何故、日米で負担するのですかと聞きたい。
そんなに、この地域全体の平和の問題なら、鳩山元首相が、提起した、「東アジア安全保障構想こそが、
最適ではないですか。当事者全員参加で、話し合いをして、決めるのが一番でしょう。
何も日米の二国でしゃしゃり出て、もったいぶって、するこっちゃないんじゃないですか。
かって、米国は、世界の警察官だと言われていたことを、今度は、日米でやるんですかい。
これでは、沖縄はたまらんばい。
今までは、内地(やまとんちゅう)の為にと言う、沖縄の怒りを、アジア太平洋全体に広げて、大儀名文を持たせようと言う魂胆が見え見えであると、私には思えた。
海兵隊は、最初は国内岐阜にあったらしい。地元の反対があり、沖縄に移ったと聞く。
海兵隊は、軍隊というより、近隣諸国に政変などがおき、そこに居る米国人、アングロサクソン系市民、
などを救出するためのものであるとの話もある。救出順位は、日本人は、4番目にランクされる。
安全保障上必須の海兵隊と単なる救出部隊の海兵隊、どちらが本当か、グアム移転の計画も考慮して、
本当のところをはっきりさせて欲しい。それでないと、判断しようがない。我田引水的な説明が、政治家の
話には多い。そこには同時に、対論、異論、反論がないため、地上波のメディアで多く出ているほうに、軍配が上がる。
地上波のメディアの影響力は大きい。
皆さんは、どうお考えでしょうか。

      市政に市民目線、感覚を!の 普通の一市民   田中 てるひろ
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