給食の放射能問題 [情報提供と説明責任]

カウントダウン 181です。

給食の放射能問題で、給食センターの方と会合を持った。  

給食に不安・心配を感じておられるお母様数名と同席した。

袖市は、近隣市に先駆けて、測定器を購入した。

それまでは、国や県の測定発表したデーターに基づき、

安全な産地を択び、選択仕入れをしている。

お母様方の心配・不安の解消になればと、数百万円の高性能の測定器である。

朝仕入れた食材(主に野菜)の中で主となる品目2~3を測定している。

調理前の測定なので、時間が限られるためということである。

現在まで全て、不検出の結果である。

4月からの新基準100ベクレルに対し、20ベクレルで判定している。

近隣市からは、袖市のこれら施策について羨望の眼差しが向けられているようである。

お母様方からは、検出限界値1ベクレルでの測定を!、吸入を選択性にして!、測定数値を全て公表して!

問題の多いキノコ類は、食材から外せないか!、事後測定も実施して!等の要望が出された。

放射能問題については、市民の間で、関心・心配に温度差がある。

一方の要望に合わせると、他方から反発がある。

他方の反発を招かないところで一方の要望を出来るだけ適えていくことが求められる。

難しい問題である。

今行なわれている数品目の事前検査に加えて、測定機器の空いてる時間帯に、摂取した1食分を

刻みミキサーにかけての全量事後検査を実施して欲しいと思う。

数品目の事前検査と摂取した1食分の事後検査の二者択一としたら、

私はどちらかというと、全量事後検査を時間をかけて、低い検出限界値で測定するほうが良いと思う。

もちろん最善は、全量事前検査である。

「放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度」

「青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度」

「青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低い」

「1gのCs137のベクレル数は3.2兆である」といわれています。

これらを前提として計算すると、

新基準の100ベクレルを示すセシウム量はいくらかというと、320億分の1グラムとなり、

経口50%致死量相当量の320万分の1となります。

100ベクレルで、経口50%致死量の320万分の1ならば、急毒性ではないと思います。

その日に摂取した1食分が、たとえ分からなくても、急毒性でないので急いで心配することもなく、

むしろ事後の検査で全量検査ですから、出た結果で判断し、万一異常値が出たら、原因品目を

徹底解明し、取り除いていく。

そのほうが徹底できるので,安心が高まると思います。

事前とはいえ、限られた品目であれば、どこか不安は付きまといます。

どうやったら不安解消に近づけられるか、皆で知恵を出しましょう。

そのために、当事者は、測定器の情報、測定従事者の情報、給食賄い作業の情報を提供し、

やろうとしていることについて、わかり易い丁寧な説明をすることです。

協働の始まりです。

市民力の活用時です。市民力の見せ時です。

市政に市民目線、感覚を!の 袖ケ浦市議 田中 てるひろ
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