もう一つの市民参加 [市民参加]

カウントダウン 188です。

市民の方から、2件連絡が入った。

一つは、裏山に超大型冷蔵庫が、テープ巻きにされて不法放置されている。事件と関係ないか。

市に通報したが、音沙汰がない。

もう一つは、近くの広地に残土らしきものが、持ち込まれ高積みにされている。

民家が近くにあり、大雨でも降れば土砂崩れになると心配している。市に通報したが、反応が弱い。

前者について、担当課に確認に出向いた。

担当者は、警察OBの方と、現地に行き確認した。事件性はないようだ。

警察の不法投棄のステッカーを冷蔵庫前面に貼り、再発防止を図っている。

通報市民への連絡は忘れていた。

後者については、自分で実際現地に行き、確認した。確かに、山積みされていて、重機も配備していた。

許可表示の立て札もなく、明らかに不法埋立と思われる。

担当課に、状況を確認しようと出向いた。

担当部署の課長を初め担当部署全員不在であった。

後ほどもらった連絡によると、県の担当者と現地で、業者立会いで調査をしたそうである。

不法埋立が確認でき、即搬入中止させ、搬入済みの残土は、撤去するよう指導した。

2週間以内に、撤去計画書を市に出すように指示した。

通報に対し、きょうの結果が出ないとなんとも判断できなかった、と説明した。

業者は、見つからなければ、埋立で収入を得たのだが、見つかったために、その何倍もの費用をかけて、

搬出先を見つけた上で、撤去することになる。バカなことをしたものである。

これが先例となって、不法埋立がなくなることを願うが、いたちごっこは仕方ないことである。

今回のことで、市民参加の別の面を見た。

審議会等の公募、パブコメの意見募集、ふれあいトークでの意見交換などを想定しているが、

市民の目、感覚による異常への判断が、とても大切であることが分かった。

袖ケ浦市を、自分のまちを、本当に愛しているからの行動だと思う。郷土愛

仕事として、仕組みとしてやっていることより、ずっと価値があるように思う。

警察OBによる、不法行為のパトロールをしているが、市内あまねく居住し、行動している市民の

監視のほうが、断然効果があるのではないか。

市民の通報に対しては、丁寧に接し、時をおかず説明報告をすることが、報いることになる。

それこそが、真の市民参加を進め、協働の一歩になる。

潜在市民力を、絶やすことのないように、顕在化すべく対応してほしいと願うところです。

担当課の職員にエールを送ります。

市政に市民目線、感覚を!の 袖ケ浦市議 田中 てるひろ
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